ブックメーカーのサッカーにあるハンデ

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サッカーのハンデについて解説をします。
ブックメーカーにはハンデというオッズがあり、初心者にはわかりづらいオッズです。
ハンデの目的は、サッカーの賭けをより盛り上げるためにあります。
例えばリーガ・エスパニョーラで解説しますと、
CL2連覇をした世界で最も強いサッカークラブであるレアル・マドリードと昇格1年目のレバンテという弱小クラブがあります。
この対戦では、レアル・マドリードの勝利が大本命で、大方の予想もレアル勝利です。興味はレアルが何得点して勝利するかということになります。レバンテのサポーターとしては、賭ける興味をなくしてしまうことでしょう。
また、レアル・マドリードの勝利を予想し賭けたとしても大本命ですのでオッズは「1.1」「1.07」など、面白みのないオッズとなってしまいます。
そのような問題を解消するのがハンデです。
まず覚えておきたいのは、ハンデは0.5単位ということです。
-1.0や+1.5などの数字がつけられます。

レアル・マドリード ハンデ-1.5
レバンテ ハンデ+2.0

というハンデがついていた試合で、結果は3-0でレアル・マドリードが勝利したとします。
通常ならばレアル・マドリードに賭けていたユーザーが掛け金にオッズを賭けた金額を受け取ることになります。
しかしハンデに賭けた場合は、

レアル・マドリード 3-1.5=1.5
レバンテ 0+2.0=2.5

よって、ハンデありでは1.5-2.5でレバンテの勝利となります。
通常の試合ではレアル・マドリードが勝利ですが、ハンデがあるブックメーカーであれば、レバンテが勝利したことになるのです。
そして、レバンテに賭けていたユーザーが、払い戻しを受け取れます。

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ハンデがあって引き分け(ドロー)の場合は?

サッカーボール

ハンデを計算して引き分け(ドロー)となった試合では、掛け金は払い戻されることになります。この場合、手数料がマイナスされるブックメーカーと、全額が払い戻されるブックメーカーがあります。
ただ、基本的に引き分け(ドロー)になることはありません。
ハンデの数字が「1.0」「2.0」「3.0」と、「1.0」単位の数値を使っているブックメーカーの場合は引き分け(ドロー)になりますが、ほとんどのブックメーカーは「0.5」単位のハンデを採用しています。
また試合結果が0-0でドローだとしても、ハンデを計算してブックメーカーのサッカーでは、勝敗がつくようにされています。 ハンデがある事で試合の賭けがより平等になり、大本命のチームや選手が高確率で勝利するような「1.08」などの面白みのないオッズでも、ブックメーカーならではのハンデで、試合の勝敗予想やスコア予想が面白くなります。
ブックメーカーのサッカーにはライブベッティングでもハンデはあります。 ライブベッティングの場合は、賭けた時点からハンデが採用されるので、賭ける前までの得点は関係ありません。あくまでも、賭けた時点がスタートとなります。
仮に賭ける前に4-1という試合になっていたとしても、賭けた時点では0-0となりますので注意してください。